危険な位置に来たADX
ドル円は108円台で膠着状態が続いており、低いボラティリティで推移しています。
何度か109円中盤をトライしましたが、200日移動平均線がレジスタンスになり弾かれています。
どうやらドル円相場にとって109円は居心地が悪く、108円の居心地がいいみたいです。
株式や金利が上昇傾向にありながら、ドル円は力の無い動きを見せていたので、マーケットの強弱を見る指標ADX(平均方向性指数)を確認したところ興味深いことが分かりました。
ドル円 日足チャートです。
現在は200日移動平均線(紫)、50日移動平均線(オレンジ)に挟まれる形で膠着中です。
興味深いのはADXの位置です。
ADXは30、40以上は力強いトレンドを表し、20以下は弱いトレンドを表します。
現在は20を割り込み、10に接近しています。
今年ADXが10まで低下したのは5/6です。
A部分が5/6のADXです。10まで低下して、ドル円は暴落しています。
もう一度言います。