メキシコ関税
『メキシコからの輸入品に5%の関税をかけ、また、不法移民の流入が止まるまで。それを継続的に上げていく』
こうして5月31日 早朝に円が吹き上げた。
ドルに対して1%上昇。
メキシコペソはドルに対しは2%下落。
その時体調を崩していた私はこの出来事で、すっかり元気になりました。(ボラ養分)
カウンターパンチだったこともあり為替、株、債権市場は一時混乱状態となりました。
今週は『メキシコ関税延期?』『官僚、議会が猛反対?』と噂で売買されていましたが
ゼロヘッジによると
米国は交渉に応じない姿勢を示した。
恐らく6月10日に関税が発動されることでしょう。
米国メディアでも月曜に関税が発動されると報じています。
国際的な貿易戦争になりつつありますが、まずは目先としてアメリカとメキシコの貿易がどれほどの規模なのか、グローバルな視点で見てみます。
アメリカ最大の貿易相手国は中国?
2019年第一四半期は既にメキシコが中国を超えてアメリカ最大の貿易相手国になっています。
アメリカは自国最大の貿易相手国に関税をかけることになりました。
これが経済にどれだけ深刻な出来事か。。
過小に考えていた方は考えを改めるべきです。
相場は素直
日本の輸出企業が打撃を受けることもあり、日本株は下値圧力がかかっています。
ドル円相場、この深刻さが反映している為、低迷しています。
どうやらメキシコ関税は市場にとって
ネガティブサプライズではあっても下げ幅を利用し買い戻す案件ではないようです。