ドル指数が示す本来のドル
15.16日、週明け19日、東京市場のドル円はじり高で下値を固める動きでした。
15.16日は欧州時間前にドルが上昇、19日は欧州時間にドルが上昇していました。
15日~19日のドル円は15:30~17:15の間に上昇しています。
実需絡みの売買と投機的なドル売りが行き過ぎている価格調整に入っていると思われます。
ドル円 4時間足チャート
トランプ砲による投機的なドル投げ売りで、一時105円前半まで下落しました。
しかし、105円前半という価格はファンダメンタルズと一致していないと予想する、値ごろで買い上げるトレーダーも多くいる。
テクニカル面でもRSIとMACDも底打ちを示している。
恐らく、ドルを安くしている原因は円だと思います。
8月の相場はトランプ色が強かった印象があります。
特に予想外の対中第四弾関税を示唆した時は、リスク回避の円買いが加速したことで、ドルが極端に弱くなってしまった、という押し目買いトレーダーの理屈がドルインデックスを見れば納得できる。
ドルインデックス日足
表示してある移動平均線は50MAになります。
ドル円相場とは違い、アップトレンドです。
さらに50MAが下値をカバーする役割を担っています。
為替市場の安いドルは、円絡みで安くなったことをドルインデックスが示していることが分かります。