Bollinger BandsとRSIの併用
円高が強まる動きが続き、トレンドがはっきりしてきました。
リスクオンの地合いでよくあることが『売られ過ぎ』水準の見極めが難しくなることです。
今回はBollinger BandとRSIを併用して『行き過ぎ水準』の見極めについてお話します。
まずはBollinger BandとRSIの設定をしましょう。
設定→Bollinger Band→期間、偏差入力
設定→Relative Strength Index→期間、レベル入力
Bollinger Bandはチャートに表示させて、RSIはチャート下に表示させましょう。
ドル円 1時間足
○がある水準が『行き過ぎ水準』です。
Bollinger Bandは3sigmaの水準、RSIが80又は20に達していれば『行き過ぎ水準』と判断します。
実際に上記チャートを見ると○の『行き過ぎ水準』で反発、調整値動きとなっています。
ドル円 1時間足 別のチャート
○の『行き過ぎ水準』に達した後に反発、調整相場になっています。
ユーロドル 1時間足
上昇トレンドのユーロドルでは『買われ過ぎ』のシグナルでBollinger Bandの3sigmaタッチ、RSI80に4回達しており、反発や調整相場に入っています。
『行き過ぎ水準』でトレンドが変わるわけではないですが、ユーロドルチャートのような何度も『買われ過ぎ水準』に達していれば、上昇トレンドが弱まり、トレンド転換のタイミングを予測することも可能です。