日米貿易交渉について
15日~16日、日米貿易交渉開始
昨日、日米貿易交渉先行き調査のために記者クラブで事柄に詳しい関係者に話を聞いてきた。
とても面白いことが分かったから記事にする。
本来、日米貿易交渉は1月から始まる予定だったが米中貿易交渉が長引いた為に4月になった。
日米貿易交渉ではアメリカは強硬的な姿勢で臨んでくる。
最終的には円高に持っていくはず。
トランプ大統領は就任直後にTPPを離脱した。
実質TPPが崩壊後に再度TPPを成立させたのが日本。
その後も日本は日欧自由貿易を結んだりして貿易を強化した。
日本に対しアメリカが不満な点...
・アメリカ産農産物の輸入が激減してること
・円安
2月日本輸入実績のデータ
(豚肉輸入)
アメリカ −14%
EU+54%
カナダ、メキシコ +20%
(牛肉輸入)
アメリカ+17%
カナダ +51%
ニュージーランド +60%
(シーフード)
アメリカ −23%
EU +37%
見てのとおりアメリカ産輸入品だけ激減していることが分かる。
このことは必ず言及してくる。
トランプ流貿易交渉
トランプ流貿易交渉は『妥協しない』こと。
米中貿易交渉を見ても中国はある程度妥協してもアメリカが妥協したというのは聞かない。
だから長引いている。
今回の日米貿易交渉でも妥協しない強硬な姿勢で臨んでくる。
アメリカから派遣される交渉のプロ
今回の日米貿易交渉でアメリカの交渉団として派遣されるのはロバート・ライトハイザー氏
ライトハイザー氏はどんな人?
80年代の日米貿易交渉で日本の鉄鋼輸出の自主規制を飲ませた人
交渉スタイルはトランプ寄りの強硬派
後は80年代に日本の提案書類で紙飛行機を作り、飛ばして日本交渉団に返した人としても有名
アメリカの目的は?
その為に円高にさせることは必須
実際に円高にさせた事例がある。
80年代レーガン政権時では1ドル100円に設定させた。
今回の日米貿易交渉で円高を予想してかトヨタはアメリカ投資を増加させている。
トヨタの長期計画書では2021年までに130億ドルのアメリカ投資を発表
※この記事はフィクションです。