0.5%利下げならクラッシュか!?

FOMC政策金利

結果:2.25-2.50%  金利据え置き

約半数のメンバー8名が年内の利下げが適切と予想したことや『辛抱強く』という文言が削除されたことがドル売りに繋がりました。

 

 

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ドットプロットを見ても利上げ派、利下げ派で分かれています。

早ければ7月に0.25%の利下げに踏み切る可能性が見えてきました。

 

据え置きの発表を受けて金利は下落

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定例記者会見では

今後利下げを行なうのか、もしくは利上げを行なうのかの詳しい議論はしていないという。

しかし、経済がQE量的緩和)を必要としているかどうかは『極めて近いうちに分かる』と説明しました。

パウエル議長はさらに0.5ポイントの利下げ可能性も排除しなかった。

 

利下げ織り込み度

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7月以降、0.25%の利下げ織り込み度は88.7%に上昇しました。

 

 

東京時間、午前に日銀政策金利が発表されました。

結果:マイナス0.1%の短期金利を維持 予想通り

 

RBA(オーストラリア中銀)はすでに利下げしており追加利下げを検討中。

ECB(ユーロ圏中銀)も利下げを選択肢として出し、さらなる緩和も示唆。

今回の米金融会合でFRBも利下げを視野にいれていることが分かりました。

 

日銀だけ置いてけぼり・・・

黒田総裁はBloombergのインタビューで『日本経済は追加的な対策が必要な状態ではない』と言いました。

 

日銀が現状の政策金利変更を示唆せず、FRBが7月に0.5ポイントの利下げを実施したら、ドルがクラッシュする可能性が高い。