ドル急伸!背景にある低ボラティリティ
13日トランプ大統領、対中国関税の一部を延期すると報じられました。
(ドル円1時間足チャート)
予想外の延期報道にドル円は買いで反応
105円前半から106.95まで急上昇
8月1日にも大きな値動きがありました。
13日の値動きと、1日の値動きに共通する場面がありました。
上記画像は7月末から8月13日までのボラティリティになります。
赤い囲いは値幅が大きかった日です。
値幅が大きな日より以前の日の値幅を見ると、ボラティリティが低下しているのが分かります。(青い囲い)
つまり大きな値動きが来る前の相場は異様にボラティリティ低くなっていたということです。
ボラティリティを測る指標のボリンジャーバンド幅で検証したら面白いことが分かります。
8月1日のドル円相場です。
下落する前の相場ではボリンジャーバンド幅が0.01以下にまで低下していることが分かります。(点線)
上限バンド、下限バンドが縮小していることを示しています。
つまりボラティリティが低い状態です。
8月13日のドル円です。
上昇する前の相場は異様な静かさです。
1日相場と同様、ボリンジャーバンド幅0.01より低い水準で推移しています。