米国株への投機熱は霧吹きが必要?

12日の米国株は+0.65% 新高値を更新し続けています。
低い失業率に過去最大の米資産、経済見通しは明るくバブルである兆候はありません。
しかし、米国株が買われ過ぎている兆候はいくつか出ています。
もちろん米国株の場合、買われ過ぎや行き過ぎたマーケットは決してネガティブなことではなく健康なマーケットは必ず調整の下げが入るものです。

 

米国株 週足チャートです。
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米国株が買われ過ぎている可能性が2つの指標から確認できます。
⑴ モメンタム指標のダイバージェンス
⑵ 50MA乖離率が38乖離(2018年1月高値以来)

特に注目しているのは⑵の乖離率です。
38乖離というのは2018年1月高値以来になります。
2018年1月を振り返ると38乖離の高値を天井に3月いっぱいまで-3.4%の下げ相場となっています。

マーケットは移動平均線から乖離したら再び移動平均線へ戻る傾向があります。