米・イラン地政学リスクで輝くのはカナダドル⁈
10日トランプ大統領は再びイランのウラン濃縮を非難して「近いうちに対イランに大幅強化した制裁をする」と牽制した。
IAEA(国際原子力機関)はイランがウラン濃縮度を4.5%に高めていると加盟国に伝えました。
6月22日にはトランプ大統領がイラン軍事攻撃を指示し攻撃10分前に中止している。
米・イランの緊張は日に日に高まっています。
ウォールストリートでは「米・イランの軍事衝突は時間の問題」と考えているトレーダーも少なくないようだ。
米・イラン地政学リスクが高まるとマーケットはどうなるのか?
・原油市場が上昇する
10日のトランプ大統領のイラン制裁示唆で原油市場は買われている。
・米国債や円、金が買われる
ドルなどが下落しリスク回避の動きが高まる。
そのほか円以外で輝く通貨がカナダドルです。
カナダは原産国なので通貨の中で原油相場との連動性が高いです。
米・イラン地政学リスクが高まればカナダドルが買われやすくなるでしょう。
実際にUSD CADではドル売りカナダドル買いが進行しています。
(USD/CAD 4時間足チャート)
地政学リスクのドル売りが強まる中、USD/CADのショートが価格幅のギャップが生まれ効率的だと思われます。
(日足チャート)
今年2月の安値を割り込んだ。
FRを引くと61.8下でもみ合い状態が続いている
61.8がレジスタンスがもみ合いの上意識されれば、これを機に下落もありえます。
大きなサポートラインは2018年12月安値の1.27836です。
細かな相場調整を注意しながらショートしていきたいです。